新しいピアノが届き、ブルグミュラーの心配を弾きました。
去年の年末ぐらいの話です。
この曲は、Allegro agitatoと書いてあります。
調べたら、
agitato = 激動
とありました。
激動、ということは、ちょっと心配、ではなく、
心配で心配で心が乱れている様子でしょうか。
p と f の違いを大袈裟に表現できるように意識して弾きました。
p の部分は、心配する気持ちが芽生えてきたようなイメージで。
f の部分は、心配しすぎて何も手につかない、心の中が嵐で大荒れなイメージにしました。
心配する気持ちは波のようにうねりながら大きくなったり小さくなったり、頭の中でぐるぐるしてるんですかね。
リピート記号を挟んで後半部分は、少し音が高くなっていて、心が晴れたのかなと思います。
くよくよしててもしょうがない、気持ちを切り替えて上を向いて歩こう、と。
そして、最後に締めがあってフィナーレです。
物語の場合は起承転結があって、ハッピーエンドになったりしますが、この曲も、最後はちょっと前向きな気持ちになったんですかね?
すごく好きな曲でした。